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新聞のコラムに思う
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躾と称して子供の命を奪う親が後を絶たない。
全幅の信頼を置くべき筈の親の手に掛って、命を落とさなければならなかった子供の
哀れさを思うと心が痛む。そんな事件を憂えて、今日の道新朝刊のコラムに書かれて
いた内容は心動かされるものだった。
子育ては優しさと厳しさのかじ取りが重要だ。子供を叱るだけではいじけるし、
褒めるばかりではおごる。『かわいくば二つ叱って三つ褒め五つ教えて良き人に
せよ』という先人の知恵には中々のバランス感覚がある。寸法がずれずに正しい
縫い目となるよう、布を大ざっぱに糸で押さえるのが「仕付け」だ。
子供が自ら正しく生きられるようになれば、しつけの仮糸は不要になる。
子育ては形が様々で「二つ叱る」ところが三つや五つになることはあろう。
だが、虐待はゼロでなければならない。
異口同音に「躾のためだった」と言う親に、ここに書かれている事を理解せよと言うのは
無理な事だろうか。今一度「親としての自分」に問いかけてみてほしいと思う。
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